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北の話と南の話 [本]

好きな作家の、分厚い本を2冊。
まずは北のお話。舞台は北海道の昔。

静かな大地 (朝日文庫 い 38-5) (朝日文庫 い 38-5)

静かな大地 (朝日文庫 い 38-5) (朝日文庫 い 38-5)

  • 作者: 池澤 夏樹
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2007/06/07
  • メディア: 文庫


まだ一度しかよんでいないけど、
すごく丁寧に書かれているな〜と思ったことを覚えております。
アイヌの人のしきたりや価値観なども書かれており、
ひじょ〜に興味深かった。
特に熊を大事にする話。熊=神=食べる(←乱暴に書いています)という感覚。
(私、猫派なのですが、熊派でもありまして・・・(笑))

アイヌ、アメリカインディアン、アボリジニ・・・
暑いところでも寒いところでも遠く離れていても、
先住民と呼ばれる人たちって、何だか通じていますよねー。
テキスタイルの図案とかも似ていることがある。
自然をモチーフにしているからかね。
伝統柄とか見ると、キュッってなる。沖縄の紅型とかも。

あ、楽器の響きも似ているね。
北海道の土産物屋地帯で、口琴の音が流れているのに反応して、
そこたりをだだーっと走った覚えがあります。(笑)
アボリジニのディジュリドゥの音もたまらん、、
どうも共鳴音に弱いらしい。(笑)

そして南のお話。舞台は架空の南の島。

マシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)

マシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)

  • 作者: 池澤 夏樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 文庫


この本は何度も読んだ。
こんな分厚い本を何で何度も読むのか。
終電とか徹夜とかで、その頃まいってたんだと思う。苦笑。
暑さも暗さもユーモアも怖さも入っている長いお話、
読むとなんだか落ち着くんだろうな。

文学とか難しいことはわからないけど、
読むとしっくりくる本が好き。


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コメント 7

天海 彩

わたしも猫派になるのか熊派になるのか~♪

手芸ばっかしてないで、たまには本も読まなくちゃ、
止められないアホになる…あ、すでに!(^^)
by 天海 彩 (2008-02-06 16:55) 

ねこじゃらん

>ayaamamiさん、
本読んでも私はあほですよー(・∇・)・・・
難しい本、無理だしー。
私の場合、マンガを読むのと目的は一緒。
本の方がのんびりできるや〜ってくらい。てへ。
by ねこじゃらん (2008-02-06 17:20) 

ねこじたん

厚い本…厚い…厚い…
読むのは不可能(ρ_―)o読んでる人尊敬します!
by ねこじたん (2008-02-07 07:10) 

ねこじゃらん

>ねこじたんさん、
面白くない本は最後まで読めないよー。
読み出したら面白くて物語が終わるのがやだなー、ぐらいじゃないと。
冒頭が肝心だよね。
でもこの作家、冒頭がちょっとだるいかも。(←私見ですから)

>(。・_・。)2kさん、
たくさんniceありがとうございます。(*・・*)
by ねこじゃらん (2008-02-07 13:03) 

天海 彩

nice押し忘れで再度登場~♪
by 天海 彩 (2008-02-08 09:52) 

ねこじゃらん

>ayaamamiさん、
再度登場ありがとう〜♪(^∇^*)
by ねこじゃらん (2008-02-08 11:36) 

ねこじゃらん

>xml_xslさん、niceありがとうございます。
by ねこじゃらん (2008-02-13 11:08) 

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