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町蔵も猫おじちゃん [本]

今は町田康という名前で作家らしいけど、
昔は町田町蔵という名前で、パンクロッカーだったヒト。
今はぼよよんおっちゃんだけど、昔はそらもう美青年と言われていたヒト?!(爆)

私、町蔵をリアルタイムでは知らないんですけど。
まわりのおねーさんが「まちぞう〜〜!!」言うてたり、
ダンナが小説読んだりしてましたわ。
パンクのヒトなんですよね…
小説を斜め読み…う〜ん…
私「なあ、この小説、最後までこの調子で続くんやろ?」
オット「うん、そう」 「ほな、ええわ(笑)」

まー、よく知らないヒトだったんですが、
夫がたまたま読んで、これだったら私も読めるんじゃないかと言われたのが、

猫にかまけて (講談社文庫)

猫にかまけて (講談社文庫)

  • 作者: 町田 康
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/04/15
  • メディア: 文庫
猫のあしあと

猫のあしあと

  • 作者: 町田 康
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/10/19
  • メディア: 単行本
 
 
 
 
 
ふ〜ん…
町蔵って、猫おじちゃんやったんや…。
「猫のあしあと」にいたっては、立派な猫おじちゃんぶりに拍車がかかり、
胸に迫る猫の←ここ重要 話に、涙。

そんで、YouTubeで昔のやら現在のやら、
動画も見てみました。
…… (・_・)   まあまあまあ、えへえへえへ…  私は苦手です。(断言(爆))
 
とにかく、猫の前では猫心あるヒトは等しく、猫おじちゃん猫おばちゃんなのだと思いました。
めでたしめでたし。
 
と、ここで、ワタクシ、お詫びでございます。
度々報告せねば、と思っていたのですが、
不徳の致す所、お知らせが遅れまして申し訳ございません。
 
昨年、千葉市に多数の猫が遺棄され、
一般の方が保護された件ですが、
なんと!素晴らしいことに、30頭以上、ほとんどの猫におうちが見つかったとのこと!!
 
これってすごいことですよね?!
 
反面、ここ数ヶ月内のことですが、
こちら関西、奈良県に、数十頭の犬が遺棄されていたということが、
ニュースになっておりました。
事件の内容は、ブリーダーが行き詰まって犬達を遺棄しようと、
車に乗せて山に行ったが、いざ遺棄という段になって躊躇していたら、
十数頭が逃げてしまった……ということだそうです。
 
言うまでもないですが、許されないことです。
しかし…
私、この話に似ていることを知っているぞ、と思ったのです。

犬と猫の違いはありますけれど、
ニュースになってもちっともおかしくない、とんでもない話。

幾度思い返しても、すごい!と思うのです。
改めて保護主のにゃあしろさん、協力者の方々にお礼を言いたいです。

あの遺棄のときの猫たちはほとんどお家が決まったようですが、
あと少し、それに他にもおうちを待っている猫達がいます。
どうぞ覗いてみてください。
「千葉市子猫」のページ

そして、昨年より長い間、里親募集バナーのリンクにご協力下さった方々、
本当にお知らせが遅くなり申し訳ありません。
私のあほあほあほー。ということで。ぐすん。
本当に長い間、ありがとうございました!!
もちろん、千葉市子猫さんへのリンクは大歓迎だと思うのですが、
現在の状況とバナーの内容が大分と違ってきましたので、
ここでいったん、お礼とともにご報告させていただきます。
本当にありがとうございました!!

 

続きは、トイレ妄想…


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夏も終わったし、池上永一でも読もう♪ [本]

夏が終わった、と言っても、大阪はまだ30℃を超えているのですが・・・
夏の余韻を感じながら、池上永一でも読みましょ♪

新作が出たらしい。
どんな内容なんでしょ。早速図書館で予約しました!(笑)

テンペスト  上 若夏の巻

テンペスト 上 若夏の巻

  • 作者: 池上 永一
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/08/28
  • メディア: 単行本

テンペスト  下 花風の巻

テンペスト 下 花風の巻

  • 作者: 池上 永一
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/08/28
  • メディア: 単行本


本の分厚さにおののかれる方もいらっしゃると思いますが、
普段、本を読まない人にもお勧め!
だって・・・

マンガよりマンガ! だから。(とくに初期はね)

「擬音で表す、池上永一の世界」
ふんふん・・・(大体、冒頭はだるい(笑))
ほぇ〜・・・ぶっ!ぎゃ〜ひゃひゃひゃひゃ!・・・ふう(笑い疲れ)
ひぇ〜!!・・・ぐすん(切ない場面も)・・・どっか〜ん!!・・・

石垣島出身の彼の書く世界は、強力です。(笑)
寝る間も惜しんで読んじゃいます。
一度はまったら、帰ってきたくなくなります。
読み終えて、思わずループ読みしそうになったこともあります。


一番好きなのは、やっぱり「風車祭」。

風車祭(カジマヤー) (文春文庫)

風車祭(カジマヤー) (文春文庫)

  • 作者: 池上 永一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 文庫


キャラクターがすごいのよ!フジおばあとか、ギーギー(豚)とか、
ひいぃぃぃ!!っていう面白さよ。
ほんまに思わず声出して笑っちゃうのよ。そして最後に泣いちゃうのよう。。うわ〜ん。
ああ、楽園。しっちゃかめっちゃかな楽園。
デビュー作のバガージマヌパナス―わが島のはなし (文春文庫)も、
分厚いのが苦手な人は、ぜひ。
これも声出して笑った後、泣いちゃう。実際泣いてしもた。


そんな池上永一の本たちだけど、だんだんシリアスな路線に向かうのかな?
風車祭までは、方言を交えて書かれてたんだけど、
(「ちばれよ〜(がんばれよ〜)」「しなすよ〜(承知しないよ〜)」みたいに。※うちで流行りました)
その後は文体も標準語で、ノリも変わって来たかな。
思い切り笑いたい方は、ぜひ初期のものを。(笑)

これは近未来の東京が舞台。

シャングリ・ラ

シャングリ・ラ

  • 作者: 池上 永一
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/09/23
  • メディア: 単行本

ゲリラ豪雨とか、環境問題とか、書かれている世界に近づいてるやん!!がーん!!
(近頃ほんと、SFみたいな世の中ですよね。。)
この本の設定はそんなだけど、
この作品の中でも沢山の強力キャラが暴れまくっていますよ。(笑)
読み物として、めっちゃ面白いのでオススメです!!

本好きの人はもちろん、マンガ好きの人に却っておすすめしたい♪
ぜひ読んで、声出して笑って、周りにどどんとひかれてみよう!(爆)
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ジョナサン・キャロルの本 「薪の結婚」 [本]

猛暑真っ盛り、私は久々に読書ブーム。
それはなぜか。
実家への行き帰り、電車の中で読むからだよ〜ん。

最近読んだ本、ジョナサン・キャロルの「薪の結婚」を紹介したいのですが。

薪の結婚 (創元推理文庫 F キ 1-12)

薪の結婚 (創元推理文庫 F キ 1-12)

  • 作者: ジョナサン・キャロル
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 文庫


私、ほんとレビューがどヘタです。。


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小説に出てくる食べ物って [本]

小説に出てくる食べ物って、そそられますよね。
以前にも紹介した本なのですが、

マシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)

マシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)

  • 作者: 池澤 夏樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 文庫

これに、マグロのお刺身の食べ方が出てくるの。
「醤油にライムをたっぷり絞り、したたかタバスコを加えたのにつけて食す」んだって。
試してみましたよ。「なかなかいけるやん」
本マグロとかはもったいないので、
安いキハダマグロなんかだと目先が変わっていいかも♪

もとい、食事がおいしそうに描かれている小説が好きなのかもしれません。(笑)
他に何を思い出すかなあ。・・・(しばし夢想)

美味しそうな本あったらおしえて下さい(笑)


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北の話と南の話 [本]

好きな作家の、分厚い本を2冊。
まずは北のお話。舞台は北海道の昔。

静かな大地 (朝日文庫 い 38-5) (朝日文庫 い 38-5)

静かな大地 (朝日文庫 い 38-5) (朝日文庫 い 38-5)

  • 作者: 池澤 夏樹
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2007/06/07
  • メディア: 文庫


まだ一度しかよんでいないけど、
すごく丁寧に書かれているな〜と思ったことを覚えております。
アイヌの人のしきたりや価値観なども書かれており、
ひじょ〜に興味深かった。
特に熊を大事にする話。熊=神=食べる(←乱暴に書いています)という感覚。
(私、猫派なのですが、熊派でもありまして・・・(笑))

アイヌ、アメリカインディアン、アボリジニ・・・
暑いところでも寒いところでも遠く離れていても、
先住民と呼ばれる人たちって、何だか通じていますよねー。
テキスタイルの図案とかも似ていることがある。
自然をモチーフにしているからかね。
伝統柄とか見ると、キュッってなる。沖縄の紅型とかも。

あ、楽器の響きも似ているね。
北海道の土産物屋地帯で、口琴の音が流れているのに反応して、
そこたりをだだーっと走った覚えがあります。(笑)
アボリジニのディジュリドゥの音もたまらん、、
どうも共鳴音に弱いらしい。(笑)

そして南のお話。舞台は架空の南の島。

マシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)

マシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)

  • 作者: 池澤 夏樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 文庫


この本は何度も読んだ。
こんな分厚い本を何で何度も読むのか。
終電とか徹夜とかで、その頃まいってたんだと思う。苦笑。
暑さも暗さもユーモアも怖さも入っている長いお話、
読むとなんだか落ち着くんだろうな。

文学とか難しいことはわからないけど、
読むとしっくりくる本が好き。


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偉大なワンドゥードル最後の一ぴき [本]

このあいだから、児童文学が自分の中でブームです。

図書館っていいな。
“わりと都会”に住んでいて、数少ない嬉しいことのひとつは、
図書館が身近にあって、便利に利用できることだ。
なにしろネットで予約すれば取り寄せてくれるんだもの……。
とくに、絶版になってしまった本については!

偉大なワンドゥードルさいごの一ぴき (1979年)
著者: ジュリー・アンドリュース 訳:岩谷時子


今回初めてこの本を“テキストで”読みました。
実は昔、読み聞かせてもらったことがあったのです。
粋な大人がいたものです!これも幸せな思い出のひとかけら。

それで今回、ある意味初めて“読んだ”のですが…
ごーん!がーん!ごーん!幸せのカルチャーショーッック!
(えぇ話なんは知っとったで、知っとったけど!)

えっと、くさい喩えで申し訳ないのですが、
この本は…愛やん!愛情ベースやん?!それでできてるやん!!
そんなことにショックを受けてしまいました。
押しつけでない、年上が子供に言いたいことを言うのではない、
しゃがみこんで、優しくみつめるような視線、
そんなものばっかりでこの世がでけとったらええのにねぇ、ほんまに!

タイトルも素敵です。訳者の岩谷時子さんがつけたのでしょうか?
原題は『The Last of the Really Great Whangdoodles』
私だったら…直訳しちゃうし〜。
それを、偉大な(る)ワンドゥードル最後の一ぴき、
とできるなんて。美しいリズムに酔いしれてしまいます。
(岩谷さんは、越路吹雪さんのマネージャーやら訳詞の人、ですよね?)
ああ、憧れ。

それでですね、この本のことを調べていると、
なんと復刊されることになったそうです。ありがたや!!
復刊ドットコムより「偉大なるワンドゥードル最後の一匹」
でも…
すんません、古い人間なもので〜(って何?)
新訳だそうで…読んでないのでこれについてはわかりません。
でも、それにしても、
そのジャケットデザイン、どうなの?(ごめんダメ出しです)
そんで、絵=だれそれ…
って書いてあるんだけど…
まさか、挿絵は無いよね?!
この本に挿絵は入れたらあかんよ〜!!
まだ実際に手に取っていないので、はばかられますが…。
…う〜ん、復刊は良いことだ!というオチにもっていきたい!
(でも、できるだけ、良い物を壊さないでね、と思っている)

ふ〜。
お読みになった方も、ぜひ。
まだ読んだことがないかたは、ぜひとも!
まずは図書館で、この本を探してみて下さい。
わたし、ほんとに愛を感じちゃうんだけど、うまく言えないの〜、
だれか説明して〜!!

えっと、その後、同じような“愛”を感じたのは、

木かげの家の小人たち (福音館文庫)

木かげの家の小人たち (福音館文庫)

  • 作者: いぬい とみこ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2002/06/14
  • メディア: 文庫


なのですが…。
っていうか、この本、続編を知っていたので、読んだつもりになっていたのですが、
…実は読んでいなかったようです!(はぁもう、自分のどんくささにため息やわ)
そんでそんで、、、
私のご本史上、ナンバーワンになりました。。。
このようなものが、もっと沢山世の中にあったらええのに!
あるかな?
探そうっと。
もしくは…
…作れたらええねぇ!

もし良かったらぜひ。
そんで、私もまたこういうものに出会いたいと思っています。


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くらやみの谷の小人たち [本]

小さな頃から、本だけはやたらと与えられていた。
ちいさなモモちゃん(松谷みよ子)シリーズや、
誰も知らない小さな国〜コロボックル物語(佐藤さとる)シリーズ、
北極のムーシカミーシカ(いぬいとみこ)はじめ動物シリーズ、
海外ものだと、エルマーの冒険シリーズ、
他には何だったっけ・・・
こういう童話達でわたしゃ〜育った。
この辺のラインナップは今も昔も不動かな?
懐かしいなあ。

なんで急にこうずらずらと連ねたかというと、
突然この本のことを思い出したからだ。
「くらやみの谷の小人たち(いぬいとみこ 著)」

この物語、本当は木かげの家の小人たちという本の続編なんだけど、
叔母(母の妹)は、いきなりこちらを(しかも文庫でっ(笑))私に与えたのだった。
正直、物語の細部は忘れてしまったけれど、
暗くて深みもあって、でも温かい、そんなイメージが残っている。
戦争が終わった頃の時代、異空間、暗めの色彩…
また読み返したくなった。

思うに…児童文学もしくは子供向けのものってあなどれないですよ。
却って、子供は一行でも面白くないと投げだしちゃうから、作る方は難しいと思う。

これらの本を懐かしく思い出し、
図書館に行って、さっそく上記作家の本を何冊か読んでみた。
やっぱり、一行一行が優しく温かいというか、でも深みがあるというか。
時代を超えても遜色なく、最近書かれたものも変わりなく、しっくりくる。
でも、知らない新しい作家の本も読んでみたけど、ちょっと趣が違うみたい。
なんでかな〜。
私の、上の世代のすごい人たち、この安定感にすごく憧れる。
やはり、乗り越えてきたから、だろうか。
ああ、憧れ。
「レトロ趣味 × 児童向け」これずばり、私の好みなんですが…。
わけわからへんラノベに疲れた人には、却って児童文学って良いかも。(笑)

(追記)昔の装丁と違うんだなあ。挿絵はどうなったんだろう?


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