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小説に出てくる食べ物って [本]

小説に出てくる食べ物って、そそられますよね。
以前にも紹介した本なのですが、

マシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)

マシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)

  • 作者: 池澤 夏樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 文庫

これに、マグロのお刺身の食べ方が出てくるの。
「醤油にライムをたっぷり絞り、したたかタバスコを加えたのにつけて食す」んだって。
試してみましたよ。「なかなかいけるやん」
本マグロとかはもったいないので、
安いキハダマグロなんかだと目先が変わっていいかも♪

もとい、食事がおいしそうに描かれている小説が好きなのかもしれません。(笑)
他に何を思い出すかなあ。・・・(しばし夢想)

主題からちょっとずれますが、
「月の骨」 「炎の眠り」 「空に浮かぶ子供 」 「犬博物館の外で 」
 いずれも 著:ジョナサン・キャロル 訳:浅羽 莢子 <創元推理文庫>

こういうのを「ダーク・ファンタジー」っていうんだって。
ダークなんだ。へ〜、そうなんだ。
確かに、どハッピーエンドではないし、セカチューみたいに“泣ける話”でもない。
(セカチュー読んでないけど・・・っておい)
死んでしまう登場人物もいますけどね・・・。

年のせいか、天真爛漫なものが好きな傾向が強まる一方なのですが、(笑)
ダークファンタジーといえども、このシリーズは好きでした。
たとえ暗い結末でも、悲惨さを感じないというか、
それは物語の背後に流れているノリ?作者の人となり?のせいなのかなんなのか。
結構好き。面白く、ぐいぐい読めますよ。
※感じ方には個人差があります

ま、そういうもんですよねー。
ちなみに最近のものはちょっと苦手です。かつかつしているというか。
そうそう、作中の食べ物。
このシリーズは、ヨーロッパやアメリカが舞台ですからね、
ウィンナ・シュニッツェルとか、ラザニアとか、洋食やね。あたりまえか。

そんなジョナサン・キャロル、新刊が出たそうです。
どうなんやろ。(最近のはあまり好きじゃないからな〜)
でも、そのうちに読みます。

薪の結婚

薪の結婚

  • 作者: ジョナサン・キャロル
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2008/04/23
  • メディア: 文庫

・・・なんか美味しそうな小説あったら教えてください。(笑)

クローズアップ「最近、小説読んでないな〜」
「何寄って撮ってるねん」
「あんた、ホコリついてるで」
「掃除せぇへんからやん」
「え〜、してるで!」
「カツオブシくれや」
「あかんて〜、
 おかんに止められてる。
 この高齢猫用毛玉ケアの
 カリカリは?」
「なんやそれ、ふん」

「ふん」ですって。
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コメント 15

みみちゃん

こんにちは。
食べ物小説と言えば、純和風ですけど、
やっぱり池波正太郎じゃないでしょうかwww。
by みみちゃん (2008-04-25 17:34) 

摩亜

小説の中の食事か~。
歴史系が多いから「干し飯」とか「味噌団子」とか、ロクなモノが浮かばない……orz
by 摩亜 (2008-04-26 01:42) 

ねこじたん

小説から食事を…
食べ物本みながらお腹いっぱいにはなるけど…
すごいなぁ
小説は3行よんで眠くなります(笑
by ねこじたん (2008-04-26 08:11) 

空楽

こんにちわ
 我が家は二男の部屋に 
 おいしんぼならあります。
 「勉強してほしいです。」 
by 空楽 (2008-04-26 12:20) 

好

マグロ食べたくなりました(笑)。
小説とは違うけど、子供の頃読んだ絵本に出てくる食べ物はどれもおいしそうだった記憶が・・・。

黒いコは埃が目立ちますよね!
うちの黒いのは長毛なので、換毛期の今はそれはもうすごい事に(爆)。
by 好 (2008-04-26 19:47) 

ayaamami

美味しそうな小説…「あうん」かな?

この会話nice!
おもろい~(^^)V
by ayaamami (2008-04-27 13:20) 

ヤヨ

「美味しそうな小説」っていいですねぇ♪
小説とはちょっと違いますが、
絵本にでてくる食べ物を実際に作れるレシピをあつめた本があるとか。
(ぐりとぐらのホットケーキ、パンケーキ?とか)
かなり気になってます。
食べものって想像できる分、
虚構の世界をぐっとリアル化してくれるというか、
大事なアイテムですよね。
by ヤヨ (2008-04-27 17:49) 

ねこじゃらん

>みみちゃんさん、ありがとさんです♪
おにへーはんかちょーですか?
池波せんせは食通なんでしたっけ?
お恥ずかしながら読んだことがありやせん。
ろーごの楽しみに・・・^^ゞ

>摩亜さん、ありがとさんです♪
干し飯!
摩亜さん、それ渋すぎますよっ!^^;
歴史系かぁ・・・まったく学が無い私・・・
やはりろーごの楽しみに・・・(とほほほ)

>ねこじたんさん、ありがとさんです♪
いゃ、抱腹絶倒な小説とかね、そんなんしか読んでない。
絵が無い分、よけいにそそられるのよ。
例:昼下がりにビール大ジョッキ、マッシュルームのフライ…
食べたい〜って思うやろ?(笑)

>茶々猫缶さん、ありがとさんです♪

>空楽さん、ありがとさんです♪
あははは、だいじょぶですよ〜きっと。
楽しそうなファミリーでいいなあ♪

>好さん、ありがとさんです♪
私も絵本や童話の食べ物、くらいついて読んでました(笑)
ぐりぐらのカステラはもちろん、おおきなおいもとかさ、
エルマーの干しイチジクとかさ、
どんだけ食いしん坊やねん!(笑)

>ayaamamiさん、ありがとさんです♪
あうんって、向田邦子?
確か読んだはずなのに、記憶が・・・^^ゞ
向田邦子さんのレシピ本みたいなのも読んだ〜。
レシピがシンプルですごく良かったです。

>ヤヨさん、ありがとさんです♪
そうですよね、文章だけだと想像をかき立てられて、
よけいにそそられちゃうんですよね!
絵本に出てくる食べ物の本、どっかで見ました。
ぐりぐらは基本ですよねっ。^^
虎のバターのパンケーキ(ちびくろさんぼ)もおいしそうだけど…
はっっっ 気づくと 絵本ばっかに。。。

>花火師さん、ありがとさんです♪
by ねこじゃらん (2008-04-28 13:54) 

クロネコ

ホコリついてるで…って(笑)
確かにウチのネコもたまにホコリついてましたわ。
by クロネコ (2008-04-28 13:57) 

ねこじゃらん

>クロネコさん、ありがとさんです♪
寄って撮ったら、あらホコリが・・・
いちおう掃除はしてるんですけど〜^^ゞ(箒でね(笑))

by ねこじゃらん (2008-04-28 14:56) 

ake_i

ひっそり、空楽さんのコメント、笑っちゃいました><*``>>>クククッз=
食べ物のシーンを文字にされるとストーリーの中でも際立っていますね。
映画も、どうしようもない暗いシーンでもパンをかじっている映像を見るだけで印象強かったりします。そのあと、パンを買っていたりします、私。
小説ではないけれど、向田邦子さんの本《眠る盃》の中に‘幻のソース’と‘水羊羹’‘味醂干し’などがあります。中でもソースに関してペッパーステーキを思い描き、食べたくなります。
食べ物じゃないけど、この本の中には‘60グラムの猫’というエッセイもあり、ちょいとポロリ><でした。
by ake_i (2008-04-30 12:56) 

ねこじゃらん

>ake_iさん、ありがとさんです♪
あ〜!映画の食事シーンにも食らいついてしまいます(笑)
グラン・ブルーを見たら、やたらパスタ食べたい、みたいな。
向田邦子さん、面白いですよね。
眠る盃は読んでいないようです。読〜もうっと♪
by ねこじゃらん (2008-04-30 14:03) 

ガーネット

お久しぶりにおじゃまさせていただきます。
高校のときに、教科書に「岡本かの子」の小説がのっていて、どじょう鍋が出てきて、美味しそうだなあ、と思いました。

映画「失楽園」(黒木瞳がでてくる)をみたときは、鴨か鶏肉とクレソンだけの鍋っていうのが出てきたけど、美味しいかもしれないけど私はいやーなかんじがしました。なんか「肉食」って感じ?いや「肉欲」?
by ガーネット (2008-05-16 08:26) 

ねこじゃらん

>ガーネットさん、ありがとさんです♪
お久しぶりです。^_^
教科書に載っている小説のたぐい、懐かしいですね。
どじょうか…食べたことないなあ。

失楽園は、鍋からというよりも、
映画から「肉欲〜」がわき上がってたんじゃないですか?(笑)
by ねこじゃらん (2008-05-16 09:15) 

ねこじゃらん

>sigさん、たくさんniceをありがとうございます。
by ねこじゃらん (2008-05-19 16:45) 

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